2020.09.27 Sun
○シャンプーの成分表の一例○
成分表とは、シャンプーやトリートメントの裏側に表示されているもので、今では全成分表示が義務付けられています。
この成分表を確認する際、実は「これだけ押さえておけば、まず失敗は無い」というポイントがあります。
それは、洗浄成分です。シャンプーは洗浄成分で良し悪しが決まります。
なぜなら、洗浄成分が良くないものだったりすると髪の汚れだけでなく、内部の栄養分まで流出してしまう恐れがあるからです。
その為、シャンプーにどんなに良いトリートメント成分が入っていても、洗浄力が強ければ結局効果はありません。ほとんどが流れてしまいます。
なので、シャンプーを選ぶときは必ず洗浄成分を確認してください。
洗浄成分さえ押さえておけば、美容室専売でも市販でも大きな失敗することはありません。
成分表記から分かる!髪に優しいシャンプーの見つけ方
成分表記では、基本的に配合の多い成分から順から記載されています。
その為、「水→洗浄成分→トリートメント成分→その他少々」という順番が一般的な表記です。
なので、成分表記を見るときは、水の次に入っている洗浄成分を確認すれば、ほぼ良し悪しが分かります。
【ポイント1】気をつけて欲しい洗浄成分は下記になります。
- ラウリル硫酸◯◯◯
- ラウレス硫酸△△△
- スルホン酸***
以上の成分が水の次に入っている場合は、
- 洗浄力が強い……中の栄養分まで流出させてしまう可能性が高い(とくに「硫酸」がついているモノは強い可能性が高いです。)
- 洗浄成分は安価……市販のシャンプーに使用していることがほとんど。
- 刺激が強い……頭皮湿疹やかゆみに繋がります。
【ポイント2】オススメの洗浄成分は下記になります。
- ココイルグルタミン酸◯◯◯(天然植物由来、低刺激だけど高価)
- △△△ベタイン(天然植物由来、ベビー用シャンプーによく用いる)
- パーム核脂肪酸***(天然植物由来、きめ細かい泡立ち)
- ラウロイルメチルアラニンNa(泡立ち易い、優しい洗浄力)
(◯△*にはTEAやDEA、コカミドなど色々な名称が入ります)
以上の成分が水の次に入っている場合は、とても優しいシャンプーです。
これらの洗浄成分で作られているシャンプーは優しい為、栄養分の流出の可能性は低くなります。
成分表記をチェックすれば、髪に優しいシャンプーがわかりますので、購入の際は1度注目してみてください。